2009年3月28日

DVDコピー・バックアップ小技全集 >> 番外編 >> メニューを残して不要な映像を削除する。VobBlanker

■メニューを残して不要な映像を削除する。VobBlanker

  

メニューを残したまま、不要な映像を削除したい場合はVobBlankerを使用します。レンタルDVDにありがちな本編が始まる前の長〜い映画の宣伝とか、チャプターを飛ばせないコピー防止の警告画面などを削除できるので大変便利です。DVDファイルの中から不要な映像を単純に削除してしまうとIFOファイルの整合が合わなくなって再生できなくなってしまいます。

VobBlankerは不要な映像をダミーファイルと入れ替える事で、DVDファイルの整合を保つ優れたソフトです。しかもセル単位という非常に小さな単位で削除する事が可能です。セル単位って、なんのことだか分からないって方はFAQを参照してください。でも意味が分からなくても大丈夫です。

DVDのファイル構成は、VTSの中にいくつかのPGCがあって、またそのPGCの中にいくつかのチャプターがあって、そのまたチャプターの中にいくつかのセルが含まれている。くらいに考えておけば問題ありません。

DVD Shrinkは「スティルイメージ」機能でPGC単位(Shrinkの画面ではタイトルと表示されます。)にダミー化できますが、ファイル容量の節約が目的で、ダミー化しても削除した映像と同じ時間だけの別画像が再生される仕様になってしまいます。

VobBlankerは本当に映像を削除したようにわずかな黒画面に変更してくれます。さらに必要な映像と不要な映像が一つのセル中に含まれていてもセルの中をカットする事もでき、まるでTV番組のCMカットをするように削除する事が可能です。ソフトの画面にはVTSとかPGCとか専門用語がずらずら並んでいて一見エキスパート向けの難しいソフトに見えますが、プレビュー映像を見ながら不要なセルを選ぶだけの簡単なソフトです。

尚、不要映像をダミー化すると、それだけでDVD全体のファイルサイズが下がります。DVDShrinkで映像を圧縮する必要が無くなる場合があったり、圧縮するにしても圧縮率を下げられる効果がありますので、DVDShrinkで圧縮する前にVobBlankerを使いましょう。このソフトの用途は以外に多くて、           

等々、どんどんダミー化して圧縮率を稼ぎましょう。残念ながらマルチアングルや、インターリブが入ったVTSは編集できません。


この頁で必要なソフト

・VobBlanker 【フリーソフト】 ダウンロードページへ
・日本語パッチ 【DVDFREEDOM】 ダウンロードページへ

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VobBlankerの使い方

DVD Decrypterのファイルモードや、DVD Fab HD Decrypterなどでリッピング済のファイルを用意します。下記のVobBlankerの説明は、テクニカルDVDコピーマニア向けサイトDVD FREEDOMで配布されている日本語パッチで日本語化してあります。

PGC単位で削除(ダミー化)する。

1.入力元の参照から、リッピング済みDVD-Videoファイルの「VIDEO_TS.IFO」ファイルを選択します。


2.VobBlankerで、編集した後のファイルを出力するフォルダを選びます。リッピングファイルとは、別の場所を選択します。


3.上の段にDVD Videoに含まれる全てのタイトルセットが表示されます。この中から不要な映像が入っているタイトルセットを探します。


上記の例では、「VTS04_ *VOB」を選択していますが、この中に含まれるPGC(プログラムチェイン)が下の段4の画面に表示されます。


2つのPGCが確認できます。


4.PGCを選択して、上のプレビュー画面のスライドバーを左右に動かすと、どの映像なのかが確認できます。この段階で、PGCの中の映像全てが不要であれば、5の「ダミー置換」ボタンをクリックしてダミーにします。選択したPGCの「処理」の欄に「ダミー化」と表示されて、削除される準備が整います。間違ってしまった場合は「戻す」ボタンをクリックすれば元に戻せます。


他のタイトルセットも3〜5を繰り返し、全ての不要な映像をダミー化します。


6.の「処理」をクリックすると、再構築が始まります。下のスライドバーが100%になったら完了です。2で指定したフォルダDVD-Videoファイルが作成されます。


以上がPGC単位でダミー化する方法です。構築されたファイルをDVD Shrinkなどでトランスコードして完了です。

Cell単位で削除(ダミー化)する。

 

上記4の「選択タイトルセットのPGC詳細」に表示されたPGCをダブルクリックすると、PGCの中に含まれるセルが表示されます。

   

1.本編映像のPGCを選択すると、上図のようにかなり多くのセルが表示されます。これだけ多くのセルが表示されると、どの映像が


どのセルなんだか分かりずらいですが、「プレビュー」ボタンをクリックすると映像が確認できます。この中から不要なセルを選択して、


2.「ダミー置換」ボタンをクリックすると、選択したセルがダミー化されます。間違ってしまった場合は、「戻す」ボタンをクリックすれば元に戻せます。


3.上記で不要な映像のセルを全て「ダミー置換」した後、「適用」ボタンをクリックすると、元の画面に戻る事ができます。元の画面の「選択タイトルセットのPGC詳細」画面では処理の欄に「セル編集」と表示されますので確認して下さい。


セルの中に更に残したい映像と削除したい映像がある場合は、3の「適用ボタン」を押す前に下記4のセル編集に進みます。


さて、上記でセルのダミー化までできたわけですが、同じセルの中に削除したい映像と残したい映像が混在している場合があります。例えば、映画会社のロゴ映像が独立したPGCになっておらず、本編映像のPGCに組み込まれていて、同じセルになっている場合など。こんな時は、セルの中で不要な部分を削除します。


4.セルの画面で表示されるセルをダブルクリックすると、上図の「Cellプレビューカットモード」画面が表示されます。


スライドバーを左右に動かすと、プレビュー映像が表示されます。


最初に削除したい映像の最初の部分をプレビュー映像に表示させて止めます。5にセクタ番号が出ますが、ここで


6の「開始点指定」の「選択」を押すと、削除される最初の部分として5に表示されたセクタ番号が登録されます。


次にスライドバーを進めて終了地点を表示させます。同じようにの「カット終了点」の「選択」ボタンを選ぶと、


5に表示されたセクター番号が削除される映像の最後の部分として登録されます。


上図の例では、削除する映像の最初のセクタを0、最後のセクタを9008として登録しています。


8.映像を削除を選択して、9の「OK」を押すとセル選択画面に戻ります。対象となるセルがカットと表示されているのを確認して下さい。3の「適用」ボタンをクリックすると元の画面に戻ります。


 

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