2009年3月15日

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 ■本編を抜き出して2層50GBを1層25GBにする。Blu-rayブルーレイコピー tsMuxeRの活用方法

tsMuxerでブルーレイコピーBDメディアには、25GBのBD-Rと 50GBのBD-R DLの2種類があり、コピーしたいブルーレイビデオのファイルサイズに合わせて、どちらかを選択する必要があります。しかし2008年3月現在、50GBのBD-R DLはBD-Rの倍の値段。できる事なら25GBのメディアに抑えたいところです。特に30GB程度のブルーレイだとわずか数GBの為に50GBメディアを使わなければならず非常にもったいないです。そこで、本編だけを抜き取り、特典映像や不要な音声を削除して25GBにサイズダウンする方法を紹介します。

 サイズダウンと言っても映像をトランスコードしたりエンコードするわけではありませんのでブルーレイの特徴である美しい画質や音声、サラウンド効果は劣化しません。また、メニューは無くなるものの音声や字幕の切り替えは可能なので操作性も変わりません。

 注意したいのは、本編が25GBメディアに収まらないとこの方法は使えません。また、本編がバラバラのm2tsファイルに分割されている場合がありますが、この時はTMPGEncなどの編集ソフトで一つのm2tsファイルに連結する必要があります。とても簡単な方法なのでBD-R DLが安くなるまでの延命措置としておすすめです。


この頁で必要なソフト

  
  ・Any DVD HD 【シェアソフト 109EUR 21日の試用期間有】 ダウンロードページヘ
  ・tsMuxeR 【フリーソフト】 ダウンロードページへ
  ・BDinfo 【フリーソフト】 ダウンロードページへ

メリット デメリット
・tsMuxeR、BDinfoともフリーソフトである。 ・AnyDVDが有料ソフト
・25GBの安いメディアが使用できる。 ・本編が25GB以上だと不可能
・映像及び音声(サラウンド含む)は劣化しない。 ・本編のm2tsファイルが複数に分かれている場合は
 他のソフトで連結が必要
・音声や字幕の切り替えが可能。 ・メニューが無くなる。

手順概略

  1. Any DVD HDのファイルモードでリッピングする。
  2. 本編のm2tsのファイル容量を確認する。
  3. BDInfoでチャプター情報を確認する。
  4. tsMuxerで本編を抜き出しオーサリングする。
  5. ImgBurnのデータモードでライティングする。

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Any DVD HDのファイルモードでリッピングする。

ブルーレイには、AACS、BD+など複数のコピープロテクトがかかっており、コピーを防止しています。このプロテクトを解除する為に、AnyDVD HD付属のRipperを利用してPCにリッピングします。

1.ブルーレイ ドライブにコピーしたいブルーレイディスクをセットします。システムトレーのAny DVD HDのアイコンを右クリックし、「Video-DVDをハードディスクへ抽出(R)」選択します。


AnyDVD Ripperが立ち上がります。

2.入力元ディレクトリからブルーレイディスクを挿入したドライブを選択します。

3.出力先ディレクトリからフォルダアイコンをクリックしてハードディスクの保存先を指定します。任意の場所でかまいませんが、50GB以上の空き容量が必要です。(2層の場合)

 左図の例では「Dドライブのハードディスクの「blu-ray」フォルダに保存します。

4.「DVDをコピー(D)」ボタンをクリックすると、ブルーレイのコピーが始まります。 

  

5.「完了しました!」のメッセージが表示されたら、リッピング完了です。閉じるボタンをクリックしてAnyDVD Ripperを終了します。

Any DVD HDは、試用期間の間は最新のプロテクトに対応していません。レジストしてライセンスキーを入手すると最新verになります。ブルーレイのAACSプロテクトはDVDのCSSプロテクトと異なり、頻繁にバージョンアップします。プロテクトが解除できない場合はレジストしましょう。


解説は2009年2月時点の最新verである6.5.2.2で解説しています。var6.5.2.2はAACS ver12および、BD+のプロテクト回避が可能になっています。


 

保存先を確認すると、「BDMV」と「CERTIFICATE」の2つのフォルダが作成されます。



本編のm2tsのファイル容量を確認する。

上記でリッピングしたフォルダ「BDMV」→「STREAM」の中に、m2tsファイルが入っています。再生確認してどれが本編のm2tsかを確認します。

 このブルーレイディスクはは25.5GBの作品ですが、本編ファイルは22GBでした。これなら本編のみ抜き出せば、25GBメディアに収まります。

 さて、25GBメディアに書き込めるファイルサイズは、25GBではありません。24,414,062 KB = 23,841 MB = 23.28 GBですので注意しましょう。詳しくは、FAQを参照ください。→こちら

 またこの時点で23.28GB以上のファイルサイズであっても、音声を削ればなんとかなるケースもあります。

m2tsファイルには、映像情報と音声、字幕情報が入っています。DVDのVobファイルと類似のもので、直接ファイルを再生しても、音声や字幕の切り替えはできません。


BDinfoでチャプター情報を確認する。

tsMuxeRでオーサリングすると、5分単位や10分単位のチャプターになってしまいます。それではあまりにも芸が無いので、ここではオリジナルのチャプターをキープします。

 BDinfoは、ブルーレイディスク内のプログラム情報を表示してくれるソフトです。いちいち映画を見ながら各チャプターの時間を確認するのは面倒なので、このソフトで各チャプターに割り当てられた時間を確認します。

 ここで確認したチャプタータイムを後からtsMuxeRでオーサリングする時に手動で入力します。チャプターがオリジナルと異なってもかまわない方は、この作業は不要です。


1.「Browse」から、リッピングした「BDMV」フォルダを選択します。

2.BDInfoがブルーレイ情報を読み込んだら、「View Report」をクリックすると下記のインフォメーションが表示されます。


ブルーレイ内の様々な情報がテキストファイルとして表示されます。

 この中から、本編のチャプター時間を示すノートを探します。

 この内容をメモ帳などで保存しておきます。



tsMuxeRで本編を抜き出しオーサリングする。

tsMuxeRで本編のm2tsファイルをオーサリングして、ブルーレイファイルを作成します。

1.「add」ボタンをクリックして、リッピングしたBDMVフォルダの中から、本編のm2tsファイルを選択すると、「Input files」の中に入ります。

2.Tracks:画面には、映像情報/音声情報/字幕情報がそれぞれ分類されて表示されます。不要なfileを選択して「remove」ボタンを押すと削除する事ができます。

余談ですが、BDタイトルによっては、日本のプレイヤーではメニューにさえ現れない言語が出てくることがあります。注意深く確認して忘れずに削除しましょう。上図の例は洋画のタイトルですが、複数の国に販売される為か、7カ国の音声が入っています。字幕はなんと21カ国。m2tsファイルが30GB前後でも25GB以下になる可能性は十分にあります。




3.音声・字幕のRemoveが終了したら、「Blu-ray」タブに移ります。


4.チャプターを設定します。「No chapters」を選択するとチャプターがなくなります。「Insert chapter every」から任意の間隔のチャプターを作成することもできます。


ここでは上記でBDInfoで確認したチャプター情報を入力します。「Custom chapter list」にチェックを入れ、下の「chapters:」に時間をハンド入力します。(BD infoで表示された時間と桁が違うので注意して下さい。)


5.「Create Blu-ray disk」にチェックを入れます。

6.「Browse」を押してファイルの保存先を指定します。リッピングファイルとは別のフォルダを指定します。

7.「Start muxing」をクリックするとオーサリングが開始されます。



8.Progress:が100%になったら完了です。Errors:に妙なエラーが無いことを確認して「OK」を押して完了です。保存先には、「BDMV」と「CERTIFICATE」のフォルダが出来上がります。

ブルーレイはISOファイルにしないとPC上で再生確認ができませんが、ImgBurnでISO化してDeamonToolsなどでマウントしてライティングする前に再生確認をするのが良いでしょう。

ISOファイルを再生する方法


ImgBurnのデータモードでライティングする。

1.BD-Rメディアをドライブにセットし、ImgBurnを起動します。左図のメニューから「Write files/folders to disk」をクリックすると「Buildモード」の画面が表示されます。

ファイル形式でブルーレイにライティングします。


 

2.フォルダーアイコンをクリックしてライティングするフォルダを選択します。tsMuxeRで作成した

 「BDMV」フォルダと「CERTIFICATE」フォルダ2つのフォルダを指定します。

3.DestinationからBD-Rメディアを入れたドライブを指定します。

4.電卓ボタンをクリックすると2.で登録したファイル内容が解析されます。


5.「Options」タブに移動します。

ファイルシステムには「UDF」Revisionには「2.5」を指定します。

     

6.Labelsタブに移ります。Volume Labelを記入します。名称は任意でいいですが、英数大文字にしておくのが良いでしょう。

 映画等の題名を入れておくと、PCのマイコンピュータからドライブを見たときに、一目でなんの映画のDVDが入っているか確認できて便利です。

7.ライティングボタンをクリックします。
       


8.ライティングボタンを押すと左図のブルーレイ情報が表示 されます。

 ファイルとフォルダが何個か、ファイルシステムは何か、ファイルサイズとセクター容量はいくつか、再度確認して「OK」をクリックするとライティングが開始されます。


ライティングが終了すると、左図のように「OperationSuccessfully Conplated!」と表示されます。

以上で、ブルーレイディスクがBD-Rにコピーされました。Power DVD等のプレーヤーソフトで正常に再生できるか確認して下さい。

ライティング速度は、ドライブの書き込み速度とBD-Rメディアの対応速度に依存します。25GBをライティングする場合、1倍では1時間半、6倍では15分程度の時間がかかります。


さて、ここまで説明しておいてこんな事書くのもなんですが、ダミーのm2tsを準備しておいて本編以外のm2tsと入れ替えれば多くのプレイヤーで動作可能との情報もあります。興味のある人はやってみて下さい。自分のプレーヤーで動作すればこの方法で問題ないと思います。


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