DVDコピー・バックアップ小技全集 >> 片面2層DVDを片面1層メディアにコピー >> ReMPEG2+IfoEditver0.95によるDVDコピー

■ReMPEG2+IfoEditver0.95によるDVDコピー(メニュー特典映像有り)


  片面2層のDVD Videoは容量が最大8.5GBあり、現在市販されている4.7GBメディアに収まりません。なんだかの方法で容量を削減する
 必要がありますが、ReMPEG2+IfoEditve0.95を使用しフリーソフトオンりーで製作する方法を紹介します。画質に関してはビットレートを
 下げるとブロックノイズ化する傾向がありますが、概ね綺麗に仕上がります。方法も簡単お手軽ですが、エンコード処理に長時間必要です。
 (12時間経っても終了しないことも・・)DVD2ONE、DVD95cop等高速ソフトの登場で廃れていく可能性が高いかもしれません。

■この項で必要なソフト
 
・DVD Dcrypter 【FREE】
・Ifoedit 0.95 【FREE】
      ・ReMPEG2 Ver1.4.3 またはVer1.5.2 【FREE】 検索して下さい。
・お好みのライティングソフト

■メリット ■デメリット
・全ての作業がフリーソフトで作成できる。
・ユーザーの設定自由度が高い。
・他のソフトと比較して映像圧縮処理に時間がかかる。
  (2時間映画で10時間以上は覚悟しなければならない。)
・他のソフトと比較して画質が若干劣る。
  (一瞬だがブロックノイズが発生するケースがある。)
・予め圧縮率を算出する必要がある。

■手順概略
   1 リッピングソフトでDVD VIDEOをHDDに保存する。
   2 Ifoeditでリッピングしたファイルからcfflファイルを作成する。
   3 Rempegでcfflファイルを読み込み、映像のみ圧縮したm2v ファイルを作成する。
   4 Ifoditでm2v ファイル(映像データ)と元データの音声字幕データを結合する。同時にメニュー画面も追加する。
   5 IfoeditでVTSセクタ情報を修正する。
   6 ライティングソフトでDVDメディアに書き込む

具体的な手法

■手順 1 リッピングソフトでDVD VIDEOをHDDに保存する。








 DVDドライブにDVD VideoをセットしてDVD Decrypterを起動します。
DVD Decrypterの設定項目は全てをデフォルトにして下さい。

 1. ドライブが認識されたら、メニューから 「Mode」→「File F」 
   を選択します。

   File Modeに切り替わり、右側のウインドウにDVD Video内の
   Fileが表示されます。デフォルトでは最低限必要なファイルしか
   選択(色が反転)されていません。





 2.メニューから「Edit」→「Select All」を選択し、全てのファイルを
   選択します。特典映像やオープニング画面等のファイルも取り
   込む事になりますが、削除したければ後から削除できます
   ので、リッピングの際は全てのファイルを取り込みましょう。
   リッピング時間もそれほど変りません。

 3.Destinationのフォルダアイコンをクリックして保存先フォルダを
   指定し、保存を選択します。

 4.左下のボタンを選択してリッピングを開始します。 



  正常にリッピングが終了すると
  <Operation Successfully completed!>
  のメッセージと、リッピングされたFile数<Copied>が表示されます。
  OKをクリックして終了します。


  リッピングに失敗したファイルがある場合は<Skipped>に失敗した
  ファイルが表示されますので、再度リッピングし直します。 
  
  

   左図は7.72GBのDVDをリッピングするのに
   19分37秒かかっています。
  

正常にリッピングできない場合はこちらをご覧下さい。

 保存先のフォルダ内を確認すると左図のようなファイルが
 リッピングされています。

 上記2で全てのファイルを選択している為、オリジナルの
 DVDVideo内のファイルと同一になります。




以上で、DVD VideoをHDD内に取りこむ事ができました。
DVD Decrypterを終了し、オリジナルDVD Videoを取り出します。





■手順 2. cffl ファイルを作成する。



  通常のDVDにはVobファイルが複数入っていますが、ReMPEG2は
 1つしか読み込む事が出来ません。複数のVobを連続して読み込める
 様に、cfflファイルを作成する必要があります。cfflとはVobの場所を
 指定するだけのテキストファイルです。

 Textで、直接記述して保存する方法もありますが、ここではIfoEditの
 『Cffl作成機能』で作成します。


 1.IfoEdit v0.95を起動し、「Open」から、手順1でリッピングした
   ファイルの本編部分が関連付けられたIFOを選択して開きます。
   
   このDVDの場合VTS_01_0.IFOが本編部分なので「VTS_01_0.IFO」
   を選択します。

   ちなみに
   VTS02_0.IFO〜04_0.IFOは特典映像やオープニング映像でした。





 2.「VTS_01_0.IFO」が読み込まれたら、メニューの「Tool」→
   「Create ReMPEG2 cffl」を選択します。

   保存先を聞かれるので、適当な所に保存して下さい。
    保存したらIfoEditは終了します。
   ←拡張子Cfflのファイルが出来上がります。

3.cfflファイルをメモ長などで開くと、左図の様にVobのディレクトリが
  記述されています。VTS_01_0.IFOに関連付けられたVobが
  左図のVTS_01_1.VOB〜01_7VOBです。
  
  Cfflファイルを移動すると、ディレクトリが変ってしまい、ReMPEG2で
  読み込めなくなります。Cfflファイル作成後はCfflファイルとVOB
  ファイルを移動しないように注意しましょう。





■手順 3 Rempegでcfflファイルを読み込み、m2vファイルを作成する。





1.ReMPEG2を起動しMainタブのProsessから「Open」をクリックします。
  手順2で作成したCfflファイルを選択します。

  

 タブが自動でLogに切り替わり、映像解析(GOPチェック)が
 開始されます。

 この解析時間で10分〜30分かかります。
 下のウインドウに解析経過が%で表示されます。

 100%になったら、上のタブからOptionsを選択
 エンコード内容を調整します。

2.Scalefactor(%)からスライドバーをドラッグして圧縮率を決めます。

  最適な圧縮率はこちらをご覧下さい。
  圧縮率を適当に決めると、数MBオーバーでDVDメディアに入りきら
  ない等悔しい思いをする事になりますので注意して下さい。


3.Output Resolutionから映像の縦横比を選択します。
  720×480を選択します。


4.bit allocation adjustmentからIPB値を率を決めます。
 デフォルト設定でOKです。
 
 「I」を増やすと画質が向上し、「B」を増やすとファイルサイズが
 抑えられます。ビットレートには影響しません。
 

5.Search TecniqueからPrediction(デフォルト)を選択します。
  Fullを選択すると画質が向上しますが、ただでさえ遅い
  エンコード処理が更に遅くなります。


6.Mainタブに戻り、「Encode」ボタンをクリックし、保存先を指定します。
  保存先はどこでもかまいませんが、File名称に
  適当な名称+「.m2v」と拡張子を付ける様にしましょう。
  
  付け忘れても後からリネームして.m2vと付ければいいです。

  保存(S)ボタンをクリックするとエンコードが開始されます。
  ここから、長い長い時間がかかります。他の作業はほぼ不可能
   になりますので、寝るか外出しましょう。

  ウインドウ下部のエンコード経過が100%になったら
  終了です。(99%のまま動かない場合がありますがバグの様です。)
  ReMPEG2を終了します。

      

 保存先には上図のファイルが出来ます。中身は音声無しの
 Mpeg2ファイルです。PowerDVD等で再生し、映像状態を
 確認しましょう。





■手順4 Ifoditでm2v FILEと元データの音声字幕データを結合する。



手順3で作成したm2vファイルと音声/字幕/メニューを結合して、
DVDファイル郡を再構成します。

1.IfoEdit v0.95を起動し、「Open」から、手順1で
  リッピングしたオリジナルファイルのVTS_01_0.IFO
  (cfflファイルの元にしたIFO)を開きます。
 

 2.IfoEditの下のメニューから「VOB Extras」を選択すると
   VOB Extras Optionの選択画面が立ち上がります。

 3.Optionの中のチェックボックスを左図の様に設定します。
  
  重要なチェックは下記2点
  ・Re-Mux → 元のIFOデータとm2vファイルを結合します。
  ・Strip Streams → 必要な音声/字幕ファイルを選択し、DVD
               ファイルを再構成します。
               音声/字幕を選択しない場合でも再構成する
               為にチェックが必要です。
 
 4.File/Directory pathsに保存先/読み込み先を指定します。
 
  ・Destination directoryに再構成されたDVDファイル郡を
   保存するフォルダを指定します。
   リッピングされたファイルとは別の場所に保存します。
   
  ・*.m2v file for Re-muxに手順3で作成したm2vファイルを
   指定します。

  ・AutoCopy Menu-file to destionationにチェックを入れると
   オリジナルファイルから自動でメニュー画面を読み込み
   再構成されたファイルに追加します。

 5.右下の「OK」ボタンを押して画面を閉じます。

6.Strip Streamsにチェックを入れた為、音声/字幕の選択画面が
  現れます。必要な音声/字幕にチェックを入れ、右下の
  「Strip it」ボタンを選択します。


7.再構成(ReMux)が始まります。
  Destination directoryで指定したフォルダにファイルが保存されます。

  10〜30分かかります。

8.最構成が終了したら、IfoEditを終了します。
  保存先には左図の用に再生に必要なDVD Vdeoファイル郡が
  新規に作成されています。
  


 今回の作業では、VTS_01_0IFOに関連したVobファイルを圧縮しましたが、特典画像等のVTS02_0以降の情報も必要な場合は手順2〜4を繰り返し
 それぞれのIFOに関連付けされたVobを圧縮します。圧縮が不要であれば、そのままオリジナルファイルからVTS02_0以降をコピー&ペーストして
 再構成したファイルに追加します。メディア容量(4,700,000,000 Byte=4,482 MB前後)を超えないように注意して下さい。





■手順5 IfoeditでVTSセクタ情報を修正する。



  手順4で再構成したDVD VideoファイルはIFO情報とVob内の
 情報と整合性がとれていない可能性があります。

 具体的にはチャプターポイントがオリジナルと違っている等の不具合と
 して現れます。そこで、IfoEditを再度起動しIFOファイル内のVTSセクタ
 情報を書き換えます。


1.IfoEdit V0.95を起動し、Openボタンをクリック。
  手順4で新たに作成したDVDファイルからVIDEO_TS.IFOを開きます。
  (VTS_01_0.IFOではない事に注意して下さい。)

2.IFO情報が読み込まれたら、下のメニューから「Get VTS sectors」
  をクリックします。

3.全てのIFOファイルを書き換える旨のメッセージが表示されたら、
  「はい(y)」をクリックします。

4.次にメニュー下の「Save」ボタンをクリックします。

  今度はVTS_01_0IFOが選択されますので、「保存(S)」を
  クリックします。

5.バックUPファイル(拡張子.BUP)も書き換える旨のメッセージが
  表示されますので、「はい(y)」をクリックします。

  その他にもメッセージが表示される場合がありますが、全て
  「はい(Y)」をクリックすればOKです。

 以上で、VTSセクタ情報が書き換えられました。

 DVD再生ソフトのIFOモードを使用して再構成したDVD
 Videoファイルが再生できるか確認して下さい。

 メニュー、チャプター、音声、特典映像等の動作を確認して下さい。

 以上で、メディアに書き込む前の作業が全て完了しました。最後にファイルサイズの確認を行って下さい。メディア容量は
 4,700,000,000 Byte=4,482 MBですがライティングソフトによってはギリギリの容量を受け付けない場合があります。




■手順6 ライティングソフトでDVDメディアに書き込む

 
  1.新規にフォルダを作成し、ホルダ名称を VIDEO_TS にします。
  2.再構成したファイルを全てVIDEO_TS内にコピー(移動)します。
  3.お好みのライティングソフトで、VIDEO_TSフォルダ以下をライティングします。

                                お奨めライティング方法はこちら


この項終わり



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